里親について

峰町西小学校・西部中学校区

村瀬智哉さん(ムラセトシヤさん)
~プロフィール~
年齢: 60歳
出身: 対馬
家族構成:奥様 英子さん 54歳
     3人の息子さんの子育てを終える
留学生: 中学3年生男子1名、中学2年生男子2名
職業: 大橋旅館(韓国人の宿泊者も多数・・・) 
    →対馬の自然や食事を楽しみたい・癒しを求めるお客さん多数!
    →韓国人ゲストとの交流の機会も!
ポリシー:礼儀を大切に
     厳しく包み込むように教育  
     夢を持つ!

どうして、里親として留学生を受け入れようと思ったのですか?
子どもの元気が大人の元気につながるように、地域を元気にするためには、子どもがたくさんいる学校が必要であると考えています。生徒数が減少している地域の学校の現状を受け、もっと活気のある学校になってほしいという夢をかなえるために、留学生を受け入れました。
 また、地域の活性のためには、将来、地域や社会を担う強い子どもを育てる必要があると考えており、そうした未来を担う強く・広い心をもった子どもを育てたいと思ったからです。
どのような教育理念で子どもと接しているのでしょうか?
地域に受け入れてもらうため、また、社会に出ていくにあたり、あいさつは重要であると考えているため、あいさつなどの礼儀は徹底しています。
また、それぞれの個性を伸ばしてあげることが大人の役割であると考えており、子どもの可能性を広げられるよう、努力しています。
留学生の親御さんとはどのように連絡をとりあっているのですか?
適宜、電話をするなどしています。また、中学生に関しては、卒業後の進路に関しても保護者の方と相談をし、教育方針などを適宜、共有しています。
 また、親御さんと本音で語らうことで、心理関係を築き、時に厳しい教育をすることなどはご両親の了承をいただいています。
留学生との関係は?
留学生のことを長男・次男・三男と呼び、本当の息子のように誠心誠意向き合っています。私が忙しくて面倒を見ることができないときでも、地域の人が温かく見守ってくれています。これは、礼儀を徹底し、地域に受け入れられたからこそ、してもらえることだと考えています。

社会に認めてもらうために挨拶などの礼儀を徹底すること、夢を持つこと!こうした熱い思いを語ってくださった村瀬さん。「頼まれた以上は、最後まで」、責任感の強い村瀬さんの姿はとても印象的でした。地域のために!学校のために!社会のために!自分の時間を惜しんで、励む村瀬さんのもとでたくさんのことを学ぶことができそうです。

上県町仁田小学校・仁田中学校区

小宮多江子さん(コミヤタエコさん)
~プロフィール~
年齢:59歳
出身:対馬
家族構成:旦那さんと娘さんの3人
留学生:中学生女子2名
職業:元保育士。現在は建設会社のパート

どうして里親として留学生を受け入れようと思ったのですか?
以前から、学校に行けない子や環境に馴染めない子たちの手助けができないか、子どもたちのために自分にできることがないかと思っていました。そんな中、里親という情報を家族から聞き、思い切ってやってみようと思いました。
どのような教育理念で子どもと接していますか?
あいさつや食事の際などのマナーには注意して指導しています。
車に乗る時などの「お願いします」「ありがとうございました」。些細なことかもしれませんが、大人になった時に困らないようしっかりとした社会態度を身に着けてほしいですね。
そして毎日学校に楽しく通ってもらうこと。
学校や本人のことなど話をよく聞くよう心掛けています。
ご家族と留学生の関係は?
小宮家の娘として家族全員で接し、生活しています。
休みの日にはお手伝いしてもらったり、一緒にお買い物したり。
必ず家族団らんの場を設けるようにし、みんなで学校の様子などの話を聞くようにしています。
留学生の親御さんとはどのように連絡を取り合っていますか?
基本的に週に一回、電話をしています。
また、子どもたちの様子などを日記に記録し、それを学校からのプリントなどと一緒に月1で親御さんに郵送しています。
留学生は家でどのように過ごしていますか?
家では掃除をしたりお手伝いをしたり。ピアノやギターなどそれぞれが好きなことも自由にやっています。
同級生の女の子同士。二人とも一人部屋ではなく同じ部屋を希望したので、部屋で仲良くおしゃべりしています。

 



川口幹子さん(カワグチモトコさん)
~プロフィール~
年齢: 41歳
出身: 青森県
家族構成:旦那さん(漁師)、長男4歳、次男0歳
留学生: 小学4年生男子1名、小学5年生男子1名、中学2年生女子1名
職業:対馬里山繋営塾代表理事、対馬グリーン・ブルーツーリズム協会事務局長
ポリシー:対馬の自然環境や地域の人たちとの繋がりを活かして、暮らしながら自然や文化を学べる場づくりを提供する

どうして里親として留学生を受け入れようと思ったのですか?
対馬には豊かな自然が残っているし、ヤマネコや対州馬など、子どもたちに対して環境教育を行える素材がたくさんあると感じていました。そのような対馬の自然環境を活かして、子どもたちに学びの場を提供したいなと思ったからです。
どのような教育理念で子どもと接していますか?
「暮らしの中で身に着ける」をコンセプトに、子どもたちと生活を共にする中で、自分たちの命を支えている食料の生産過程を学んだり、コミュニティの中での人々の繋がりや支えあいの大切さを感じたりできる場を作りたいと考えています。対馬の豊かな自然環境を活かして農業や漁業を営んできた対馬の伝統的な暮らしを、留学生との暮らしの中で少しでも再現し、地域の人々が脈々と受け継いできた知恵を後世へと受け継いでいければよいなと思っています。
留学生との関係は?
基本的には子どもと対等な立場で接するようにしています。子どもたちの話には耳を傾け、同じ目線で会話に参加します。しかし集団生活をするうえで、保たなくてはいけない規律もあり、その規律が乱れそうなときは、親の代理である里親としての立場で、毅然とした態度をとることもあります。
里親は「やってあげること」が役目ではありません。子どもたち自らの主体性を大事にすることで、集団生活の中での役割を身に着けさせ、自立・自律を促したいと思っています。例えば、宿舎内でのルールを子どもたち自身で決めさせたり、ルールの意味を話し合ったりしています。
留学生の親御さんとはどのように連絡をとりあっているのですか?
スタッフは基本的にLINEを使用して、親御さんと連絡を取っています。学校からの配布プリントや、夕食時の様子を写真にとって、LINEでお送りしています。また毎週日曜日には、何かしら子どもたちと企画した活動をしていますが、その際の写真を送ると喜んでいただけます。
子どもたちは、必要に応じて携帯電話を貸し出して、親御さんと連絡を取ってもらっています。
留学生は家ではどのように過ごしていますか?
基本的に平日は宿題や部活で忙しくしていますが、休日は子どもたちと一緒に活動をすることが多いです。
私が代表を務めている(一社)対馬里山繋営塾では、島っこ留学の子どもたちに向けて、毎週日曜日に暮らしの体験や自然体験などのプログラムを実施しています。これらの内容は、子どもたちの意見をもとに考えています。農業や釣り、乗馬など。子どもたちの年齢や性別は異なりますが、プログラムを通してそれぞれが自分の役割を発見してくれればいいなと思います。
今後のビジョンはありますか?
5年後を目標に、周辺の耕作放棄地を開拓して、畑、水田、果樹園、養鶏場などをみんなでつくっていきたいです。
まずは鶏小屋づくりからスタートして、いずれは自分たちの暮らしを支える食料の生産過程を学べるような場づくりを実現したいなと思っています。

対馬ならではの豊かな自然と人々の暮らしの知恵。それらを最大限に活用して子どもたちの生きる力を養っていく。教育と自然に携わる川口さんのもとで、子どもたちの生き生きと過ごす姿が脳裏に浮かびます。
対馬で夢をもって持続可能な社会の実現を目指している川口さんの、エネルギー溢れる姿が印象的でした。

 

 

浜田京子さん(ハマダキョウコさん)
~プロフィール~
年齢: 70歳
出身: 対馬
家族構成:お父さん 74歳
     娘さん夫婦
     お孫さん 中学2年生・中学1年生・3歳
留学生: 中学2年生男子1人
職業: 民宿浜(測量や調査等で民泊をされる方多数)

どうして里親として留学生を受け入れようと思ったのですか?
民泊をやっていて人を泊めることに慣れているだろうし、場所もあるならやってみたら?と知り合いの方に誘われたことがきっかけです。中学生の同居している孫がいるので、年の近い留学生は良い友達になるかな、と思い受け入れを決心しました。
留学生の親御さんとはどのように連絡を取り合っていますか?
娘が留学生の親御さんとメールでやりとりをしていて、日々の暮らしの様子を知らせています。また、留学生の携帯電話について特にこちらでは規則を設けていないので、時折、留学生自身が親御さんと連絡を取って近況報告などをしているようです。
留学生は家ではどのように過ごしていますか?
学校から帰ってきたら孫たちと一緒に宿題を済ませ、皆でおやつを食べたり遊んだりしています。また時間がある時は、娘が皆を連れて魚釣りに出かけます。今預かっている留学生は魚が好きなので、とても喜んでくれているようです。学校が休みの日は留学生や孫の友達が家に集まってきて、みんなで遊んだりゲームをしたりと楽しんでいる様子です。
ご家族と留学生の関係は?
孫たちと留学生は4人兄弟のように遊んでいて、とても仲良しです。また、おやつの時も自分でストックしてあるものから出して食べるなど、遠慮なく、本当の自分の家のように過ごしてもらっています。家族の一員として接しており、もう私たち夫婦と娘夫婦、孫たち3人と留学生、合わせて8人家族という感覚ですね。